コラム

<粗品とは>

好印象の粗品を用意しよう!

粗品は、企業においてノベルティや販促品と似たものとして捉えられることもあります。その粗品が、ノベルティや販促品と違う点は、挨拶やお礼という「気持ち」が色濃い点です。他の二つは、どちらかというと企業の宣伝・広告の意味が強く出ます。

○粗品で感謝の気持ちを伝える

粗品は、成約してくださったお客様に感謝の気持ちを伝える役割があります。この場合は、粗品といえどもそれなりの品格のあるものがおすすめです。「商品を買ったら予想外に良いものをもらった」というお得感をお客様に与えることで、企業イメージアップにつながります。反対に、見劣りするものにしてしまうとケチ臭い印象になり、「経営が苦しいのかな」と余計な勘繰りを生じてしまいイメージがダウンしてしまいます。センスが疑われるものもよくありません。感謝の気持ちを伝えるには、ちょっと良いものを選んでみるのがポイントです。

○挨拶粗品は礼節わきまえて

粗品は、引越しや移転など挨拶の意味合いでも配られます。挨拶粗品として定番品のタオルは、受け取ったことがある方も多いことでしょう。この場合の粗品は「よろしくお願いします」という気持ちを込めたものですので、それなりの礼節をわきまえたものにしましょう。

派手なもの、もらって気を遣う高価なものを避け、使いやすく節度のあるものにします。引越し粗品では、タブーとされている火に関するものを避けるなど配慮が必要です。ケースに応じてのしをかけて、きちっと感を出すのもポイントです。

○宣伝は控えめに

企業が粗品を配る場合、何らかのアピールにつながらないと意味がありません。しかし、派手に社名や商品名を入れると逆効果になってしまう場合があります。目立つ社名などがついたものは、宣伝効果を狙ったものと強調しているようで、お客様に気持ちが伝わりにくくなります。粗品として用意する場合は、節度のある宣伝を心がけるのがコツです。

<販促品とは>

効果を考えた販促品選びを!

販促品とは、「無料」を利用した宣伝・広告手段です。ノベルティグッズと同義で使われることもあり、企業などに広く利用されています。有料では躊躇するものを、無料で配ることにより消費者が受け取りやすくし、宣伝効果を高めます。

○目的にあった販促品を

販促品には、いわゆるバラマキ品が存在しますが、その効果は広く浅くなります。安価なバラマキ品でコストカットになるかもしれませんが、商品のターゲットにうまくメッセージが届いているでしょうか。費用対効果を考えたら、売りたい商品の対象者にしぼった販促品もよいのではないでしょうか。

化粧品を売りたい場合における、サンプル(試供品)の配布はその点、有効な販促品です。サンプルを気に入ってもらえた場合、商品の購入につながります。サンプル品を用意できない商品の場合は、関連商品や類似商品でも効果が期待できます。例えば、風邪薬の販促品にはティッシュやマスクがおすすめです。

○ちょっと便利なものも効果あり

上記の関連商品などが用意しにくい場合、ちょっと便利なものも効果的です。実用的で既存の製品にない要素が入っているのがポイントです。ちょっと便利な販促品は、他の人の目にとまり話題になる可能性も期待でき、見た目以上の宣伝になる可能性があります。ちょっと便利なものはコストがかかるケースもありますので、予算を踏まえて検討してください。

無料で配布する販促品だからと安易にグッズ選びをするのはおすすめできません。配るのは無料でも、用意する自社ではコストが発生しています。ぜひ、費用対効果をしっかり考えた販促品を選ぶことをおすすめします。

<ノベルティとは>

使ってもらってこそのノベルティ!

商品の宣伝を兼ねて、街頭で配られたり成約者にプレゼントされたりするのがノベルティです。ノベルティグッズには特に制約がなく、ポケットティッシュのような日用品から食器セットのように箱入りのものもあります。

○名入れは必須

ノベルティグッズは広告を兼ねていますので、「名入れ」は必ず利用したいサービスです。入れるものには決まりはなく、企業名でも商品名でもキャッチコピーでもOK。入れるものが増えれば印刷単価が上がることと、文字の羅列になると伝えたいことがかすんでしまうことに注意して吟味しましょう。

○使ってもらってこそノベルティの意味がある

たくさんの人に受け取ってもらっても、そのまま家でお蔵入りとなっては配った意味がありません。多くの人に使ってもらい、多くの人目に触れるのは理想の一つです。そのためには使ってもらえる物を選びましょう。

残念なケースに、「企業名(商品名)が入っていなかったら使うのにね」といわれてしまうことがあります。グッズとしては良い選択をしたのに、広告が強く出てしまい嫌われてしまう場合です。一方、企業名や商品名が入っていることで、オリジナルノベルティの要素が強くなり、非売品として人気が出てプレミアムものとして知られるようになるものもあります。

費用を投じて用意するものですから、バランスの良い「名入れ」と、使ってもらえるグッズを選択することで、ノベルティ効果を最大限に引き出したいところですね。

○購買者層をとらえるノベルティを

売りたい商品のターゲットをうまくとらえるノベルティで、成果をあげましょう。主婦層向けの商品ならば台所グッズ、学生向けならマーカーペンのように、ターゲットがよく使うものを用意すると効果が高くなります。あえて対象者を絞ることで、効率よく効果をあげることが期待できます。

一般的ノベルティ商品は幅広い分野から採用されております。インセンティブとしてまた、顧客や取引先様にアピールするために多くの企業がノベルティグッズを利用しております。斬新なデザインや奇抜なアイデアのグッズ、広く話題になってニュースなどに取り上げられるような商品を広告効果を狙ってノベルティグッズとして採用する企業様を多々ございます。

ノベルティグッズとしてのオフィス用品は事務用品が主ですが、日常の業務に使用をするものなので、名入れ印刷をすれば日常使用で広告効果は高くなお長続きします。

名入れ印刷には社名や製品名の文字のみのものから電話番号や URLを表示しているものまで多種多様ですが、広告効果も期待できるます。

最近の主流はインクジェット印刷機の低価格化で普及が進んでいるため、過去には高価であったフルカラー印刷が中心になってまいりました。小ロット、低価格で可能で今まであきらめていた低価格商品も簡単にできるようになりました。

低価格商品の主力はポケットティッシュですが、他社との差別化ができにくく、やはりボールペンなどの筆記具が多く利用されます。
また、フルカラー印刷を施したマグネットシートや定規も多く採用されております。

液晶を利用したノベルティカードは「エコ」「健康」などのテーマに沿う多様な商品群があり根強い人気があります。
例えばヘルスチェックやストレスチェックカードは体温を利用した色変化で健康チェックができる、指でこすって香りをだすアロマカード、紫外線の強度を色変化で表示など機能や実用性を兼ね備えた低価格な販促品、ノベルティとして有効です。

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