意外と知らないUVと健康の関係!今後必要な紫外線対策とは?
晴れている日や夏場などは紫外線対策を行っていると言う方も多いことでしょう。しかし、曇りの日や雨の日でもUVケアはしっかり行うことが大切です。私たちのいる地球に届く紫外線はUVB、UCAの二つですが、最近ではオゾン層が破壊されていることから、その紫外線量も増え、最も体に悪影響のあるUVCについても懸念されています。2015年には南極上空でもオゾン層が薄くなって穴が開いた状態になるオゾンホールが出現し、より一層、紫外線対策の必要性が叫ばれています。
紫外線と聞くと真っ先に思いつく健康被害が皮膚がんではないでしょうか?確かに皮膚がんは紫外線の影響を受けることが関係する病気の一つですが、UVの影響はそれだけではありません。もちろん肌を黒くさせると言うこともありますが、目が白く濁ってしまう白内障や免疫力の低下も紫外線が影響していると考えられるそうです。白内障は高齢の方に多く見られる病気ですし、免疫も私たちの健康に直結する大切な働きをしていますので、とても身近なところで私たちは紫外線の影響を受けしまっているのです。UVはDNAを破壊してしまうとさえ言われていますので、やはり健康を維持するためには紫外線対策が重要になってきます。
紫外線量は1年中同じと言う訳ではありません。UVは5月ごろから増え始め、夏の6月から8月にピークを迎えますが、一番紫外線量の少ない冬場でもUVの影響が全くないと言うことはありませんので、UV対策はしておいた方がベストと言えるでしょう。また、高地になればなるほど紫外線量は増えますので、地域によっても紫外線量は大きく異なります。一日の紫外線量を見比べてみても、最もUVが多い時間帯はやはり昼ですが、UVの中のA波は朝7時ごろから急激に上昇し、例え部屋にいたとしてもガラスを通過して肌に届いてしまうため、室内だから紫外線対策が必要ないと言うことでもないのです。ひと昔前までは太陽を浴びることでビタミンDが作られることもあり、日光に当たることは健康維持に良いと教えられてきましたが、このビタミンDはたった5分日光に当たることで作られるため、今は日光に当たる必要性さえないとされています。春から秋の時期、特に日中はしっかり紫外線対策を行っていくと良いでしょう。
紫外線対策として、一番効果が高いのが日焼け止めです。日焼け止めには、SPFとPAの表示がありますが、これはUVA、UVBに対する効果を数値化したものですので、それぞれ数値が大きいほどUVを防ぐことができます。日常行動しているのであれば、SPF15~20でPA++程度のものを使用すれば十分と言えるでしょう。海や山にレジャーに行く際にはそれ以上のものを選んでみるようにしてくださいね。ただし汗や洋服に触れることで日焼け止めが取れてしまうこともありますので、3時間に一度は塗り直しをするようにしましょう。また、女性の方はファンデーションを塗ることで紫外線を反射させることもできますので、必ず化粧をして外出するようにしましょう。
紫外線は目に見えるものではないため、ついつい対策を怠りがちの方も多いのではないでしょうか?日焼け止めも塗らず、近所だからと出かけてしまったり、洗濯物を干してしまったりしていませんか?その浴びた紫外線が少しずつ蓄積され、私たちの健康を害する原因となってしまいます。世界的に環境問題に対する意識も高まり、オゾン層を守ろうと言う活動も盛んになってきてはいますが、オゾンホールが開いている事実さえ知らずに対策をしないで過ごしていたと言う方も多いのではないでしょうか。これからは自分で紫外線に対して目を向けることが大切です。どんな時にどれだけ紫外線量があるのか、生活の様々なシーンで紫外線量を把握しておくことも、今後紫外線対策の一つとして取り入れていくことが必要と言えるかもしれませんね。
自分の身の回りの紫外線量を知るためには、紫外線を計測する道具が必要となります。その代表が紫外線計測器です。紫外線量がどのくらいあるか数値で確認することができます。今住んでいる家のリビングや寝室、仕事場など、場所ごとの紫外線量が一目でわかります。しかし、こうした紫外線測定器は高価なものも多く、自宅の紫外線量を知るために、わざわざ購入すると言う方も少ないと思います。そんな方におすすめなのが簡易的に紫外線量を測ることのできるUVチェッカーです。紫外線量に応じて、色が変化して教えてくれるため、紫外線量の強中弱を知ることができます。そのアイテムごとに紫外線に対する段階ごとの表示の仕方は違ってきますが、自分の身の回りの紫外線量を知るためにはもってこいの計測器と言えるでしょう。アクセサリー型やカードタイプなどが主に販売されています。
年々紫外線対策に対する意識レベルが上がってきています。現在でも夏に紫外線対策をしない女性はまずいないはずです。今後、この傾向は強まることが予想されます。そんな今だからこそ、紫外線対策グッズに企業も着目してみましょう。UVチェッカーなどの紫外線計測器もお客様に喜ばれるアイテムの一つです。カードタイプの物であれば、値段もお手頃ですので、ノベルティーやバラマキなどに向いています。女性ターゲットのイベントや展示会でぜひ活用してみてくださいね。